花もみじと鹿の湯の違いを比較してわかりやすく紹介します。
どちらも定山渓温泉の人気宿ですが、それぞれに異なる魅力があります。
2025年現在、花もみじと鹿の湯の細かな違いはたくさんありますが、どっちに泊まるか迷ったときに比較すると決めやすくなるのは下記の4つの違いです。
- 温泉 花もみじは12階の展望風呂や貸切風呂が充実、鹿の湯は広々とした露天風呂と本格サウナが特徴
- 食事 花もみじは和食会席、鹿の湯はビュッフェスタイル
- 客室 花もみじは落ち着いた和室と特別フロアあり、鹿の湯はリーズナブルな和室中心
- 価格 花もみじの方がやや高め、鹿の湯はコスパ重視
どちらも快適に過ごせる宿ですが、目的や好みに応じて選ぶのがポイントです。
- 静かで落ち着いた宿でゆったり過ごしたい方は花もみじ
>>花もみじの詳細を確認してみる
- リーズナブルに温泉と食事を楽しみたい方は鹿の湯
>>鹿の湯の詳細を確認してみる
さらに詳しく知りたい方は、本文を読み進めてみてくださいね。
花もみじと鹿の湯の大浴場・温泉の違い
- 花もみじの大浴場 2種類の浴場と貸切風呂の魅力
- 鹿の湯の大浴場 広々とした露天風呂とサウナ
- 温泉の泉質や効能は違う?それぞれの特徴を比較
- 連絡通路でどちらの温泉にも入れる?利用ルールを解説
花もみじの大浴場 2種類の浴場と貸切風呂の魅力
花もみじには、最上階12階にある展望風呂「風月」と、日本庭園風の露天風呂が特徴的な「もみじ湯」の2つの大浴場があります。「風月」からは定山渓の美しい渓谷を一望でき、四季折々の風景を楽しめます。特に紅葉や雪景色の時期には絶景を楽しめると好評です。「もみじ湯」は日本庭園の風情を感じながら入浴できる落ち着いた空間で、心身ともにリラックスできます。
さらに、花もみじには3つの貸切風呂があり、家族やカップルでプライベートな時間を過ごすことができます。これらの貸切風呂は予約制となっており、周囲を気にせずゆったりと湯を楽しめるため、特別なひとときを演出したい方に最適です。
鹿の湯の大浴場|広々とした露天風呂とサウナ
鹿の湯の大浴場は、豊平川沿いに位置し、川のせせらぎを聞きながら入浴できる開放的な露天風呂が魅力です。ストレスも心地よい自然音に触れることで、回復が早まる可能性があるという研究(参考:PNAS)もあるので、日頃のストレス解消にもよさそうですね。
また、2022年12月に新設された本格サウナ「サウナ鹿の蒸」は、600kgの石を使用したオートロウリュが特徴で、サウナ好きの方から高い評価を受けています。源泉かけ流しの沢水風呂や外気浴スペースも完備され、リフレッシュに最適な環境が整っています。
鹿の湯の大浴場は、日帰り入浴も受け入れており、多くの人々に親しまれています。ただし、混雑する時間帯もあるため、ゆったりと過ごしたい方は早朝や深夜の利用がおすすめです。また、脱衣所から大浴場へは階段を使用する必要があるため、足元には注意が必要です。
口コミでは、サウナ「鹿の蒸(しかのじょう)」の高い温度と充実した設備が好評で、特にサウナ後の沢水風呂が爽快との声が多いです。一方で、混雑時にはシャワーの水圧が低下するとの指摘もあるため、時間帯を選んで利用すると良いでしょう。
鹿の湯の大浴場は、川沿いの露天風呂と本格サウナが魅力です。
温泉の泉質や効能は違う?それぞれの特徴を比較
花もみじと鹿の湯は、使用している源泉や設備に違いがあります。花もみじでは、3つの源泉をブレンドした湯を使用しており、肌触りが滑らかで、保湿効果が高いとされています。一方、鹿の湯は大浴場の真下から源泉が湧き出ており、湯上り後も体が温かさを保つ「熱の湯」として知られています。
泉質の違いにより、花もみじの湯は肌の乾燥が気になる方や、美肌を目指す方におすすめです。鹿の湯の湯は、冷え性の方や、芯から温まりたい方に適しています。それぞれの効能を理解し、自分の体調や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
花もみじと鹿の湯は、泉質や効能に違いがあり、目的に合わせて選ぶことが大切です。
連絡通路でどちらの温泉にも入れる?利用ルールを解説

花もみじの宿泊者は、系列館である鹿の湯の大浴場も利用可能です。鹿の湯の温泉は広々とした露天風呂と本格的なサウナが魅力で、花もみじとはまた異なる雰囲気を楽しむことができます。温泉好きの方には、異なる趣の温泉を堪能できる点が大きな魅力となっています。ただし、鹿の湯の宿泊者が花もみじの大浴場を利用することはできないため、この点には注意が必要です。
花もみじと鹿の湯は連絡通路でつながっていて、移動もスムーズです。ただし、温泉の混雑状況は日によって異なるため、事前にフロントで確認すると良いでしょう。特に人気の時間帯には混み合うことがあるため、時間をずらして利用すると、より快適に温泉を楽しむことができます。
客室の違いを比較!花もみじと鹿の湯、どっちが快適?
- 花もみじの客室タイプ リニューアル客室も登場!
- 鹿の湯の客室タイプ レトロな雰囲気と和室の魅力
- 部屋の広さや設備の違いをチェック
- 花もみじの「特別フロア」の魅力
- 花もみじと鹿の湯のアメニティの違い
- 子連れ・ファミリー向けにおすすめの部屋は?
花もみじの客室タイプ リニューアル客室も登場!
花もみじの客室は、1フロアに10室とゆったり配置されており、全室10畳以上の広さを持つ和室が基本です。
また、特別フロア「urara」もあり、いつもとは違うワンランク上の宿泊体験したいという方に人気です。
リニューアルされた客室もあり、モダンなデザインと快適な設備が魅力です。
口コミでは
- 部屋が広くて清潔
- リニューアルされた部屋が快適で過ごしやすかった
と高評価を得ています。
静かで落ち着いた空間を求める方には、花もみじの客室がおすすめです。
鹿の湯の客室タイプ|レトロな雰囲気と和室の魅力
鹿の湯の客室は、和の趣を大切にしたレトロな雰囲気が特徴です。
部屋の広さや設備はシンプルで、ユニットバスやバスなしの部屋もあります。
そのため、リーズナブルな価格で宿泊できる点が魅力です。
口コミでは
- 昔ながらの和室が落ち着く
- 設備は価格相応だった
との声が多く、コストを重視する方や和の雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
部屋の広さや設備の違いをチェック
花もみじの客室は全室10畳以上の広さがあり、バス・トイレが別々に設置されています。
一方、鹿の湯の客室は、花もみじと比べて設備がシンプルで部屋の広さがコンパクトです。
ユニットバスが付いている部屋が多いですが、バスなしの部屋もあります。
部屋でお風呂に入る予定の方は、ユニットバスが付いているかどうかを確認してから予約するようにしてくださいね。
広さや設備の充実度を求める方は花もみじ、コストを重視する方は鹿の湯を選ぶと良いでしょう。
花もみじの「特別フロア」の魅力
花もみじには、前述の通り特別フロア「urara」があり、上質な滞在を求める方に人気です。
このフロアの宿泊者は、専用のクラブラウンジを利用でき、フリードリンクや軽食のサービスを受けられます。
また、客室も上質なデザインと快適な設備が整っており、特別な時間を過ごすことができます。
口コミでは
- クラブラウンジのサービスが最高だった
- 特別フロアの部屋が快適過ぎたのでまた宿泊したい
と高評価を得ています。
花もみじと鹿の湯のアメニティの違い
花もみじと鹿の湯のアメニティは基本的には同じです。(特別フロアの「urara」「ここのえ」を除く)
着替えやメイク道具だけ持っていけば、特に困らないようにアメニティがそろっています。
- 浴衣
- 雪駄
- スリッパ
- タオル類
- ドライヤー
- 歯ブラシ
- 髭剃り
- ヘアブラシ
- コットンセット
- リンスインシャンプー
- 石けん
- ハンドソープ
ただし、鹿の湯のバスなしの部屋にはリンスインシャンプーはありません。
また、花もみじの特別フロア「urara」と「ここのえ」には基本的なアメニティはもちろんのこと、
- OSAJIのスキンケア用品
- MIKIMOTO のシャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ
- ReFaのドライヤー(ここのえ)
- Panasonicナノケアドライヤー(urara)
とワンランク上のアメニティが揃えられていますよ。
子連れ・ファミリー向けにおすすめの部屋は?
家族連れでの旅行を計画している方には、花もみじの「ファミリー和室」がおすすめです。
ファミリー和室は、メインの和室(12.5畳)に加え4.5畳の間があり、広々とした空間で最大6名まで宿泊可能です。
全室が静かなコーナールームに位置しており、小さなお子様連れでも安心して過ごせます。
また、浴槽とシャワーが別々に設置されているため、家族での入浴も快適です。
一方、鹿の湯にも和室の客室があり、家族での宿泊が可能ですが、部屋の広さや設備面では花もみじのファミリー和室がより充実しています。
さらに、花もみじでは、キッズファミリープランやウェルカムベビープランなど、小さなお子様連れの家族向けの特別プランも用意されており、安心して宿泊できる工夫がされています。
このように、家族での滞在をより快適に過ごしたい方には、花もみじのファミリー和室や特別プランがおすすめです。
食事の違い 花もみじと鹿の湯の料理を比較
- 花もみじの食事
- 鹿の湯の食事
- 夕食・朝食の種類と違いを比較
- 口コミで人気の料理はどれ?
- 花もみじ・鹿の湯の食事付きプランの料金比較
花もみじの食事
花もみじでは、北海道の新鮮な食材をふんだんに使用した和食会席を楽しむことができます。
特に「雅(みやび)」と名付けられた特選会席は、四季折々の味覚を堪能できると評判です。
季節によってメニューは変わりますが、例えば前菜には北海道の山海の幸を盛り込んだ彩り豊かな品々や、椀物には浅利と木の子の土瓶蒸しなどが並びます。
主菜には、道産黒毛和牛と季節の野菜を使ったしゃぶしゃぶが登場し、素材の旨味を存分に味わうことができます。
これらの料理は、食事処「もみじ堂」で提供され、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと食事を楽しむことができます。
また、特別会席「初音(はつね)」では、さらに贅沢な食材と趣向を凝らした料理が楽しめるので、特別な日の食事に最適です。
朝食は、和洋50品目のビュッフェスタイルで、地元の新鮮な食材を使った料理が並びます。
焼き立てのパンや新鮮なサラダ、北海道ならではの海産物を使った料理など、朝から贅沢な食事を楽しむことができます。
鹿の湯の食事
鹿の湯では、和洋中約50品目のビュッフェスタイルの夕食が楽しめます。
新鮮な魚介類や地元で採れた野菜、北海道のソウルフードなど、多彩な料理が並びます。
寿司コーナーでは、目鉢鮪やサーモン、平目の昆布締めなどが提供され、刺身コーナーでは鮪の焼き霜や帆立、甘海老などが楽しめます。
天ぷらコーナーでは、ほっけや鱚、季節の野菜が揚げたてで味わえます。
また、洋食メニューとして煮込みハンバーグや北海道ザンギ(鶏の唐揚げ)、ラム麻辣豆腐なども用意されており、幅広い世代が楽しめる内容となっています。
デザートコーナーでは、ケーキや季節のフルーツ、オリジナルの最中(もなか)を作れるコーナーもあり、食後の時間を彩ります。
朝食も和洋40品目のビュッフェスタイルで、地元の新鮮な食材を使った料理が並びます。
夕食・朝食の種類と違いを比較
花もみじでは、夕食に和食会席、朝食に和洋ビュッフェが提供され、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。
一方、鹿の湯では、夕食・朝食ともにビュッフェスタイルで、多彩な料理を自分のペースで味わうことができます。
花もみじは、静かに食事を楽しみたい方や、特別な料理を堪能したい方におすすめです。
鹿の湯は、家族連れやグループでわいわいと食事を楽しみたい方、多くの種類の料理を少しずつ味わいたい方に適しています。
口コミで人気の料理はどれ?
花もみじの和食会席では、道産黒毛和牛のしゃぶしゃぶや、季節の新鮮な魚介を使ったお造りが特に好評です。
繊細な味付けと美しい盛り付けが、目と舌の両方を楽しませてくれると評判です。
鹿の湯のビュッフェでは、寿司や天ぷらなどの和食メニューが人気で、特に揚げたての天ぷらはサクサクの食感が好評です。
また、デザートコーナーのオリジナル最中作りも、子供から大人まで楽しめると口コミで高評価を得ています。
どっちがコスパ最強?予算別おすすめ宿泊プラン
時期によって宿泊料金は変わってきますが、目安となる予算別の宿泊プランを紹介します。
- 1人1泊1万円前後のプラン
- 1人1泊1.5万円前後のプラン
- 1人1泊2万円以上のプラン
1人1泊1万円前後のプラン
ホテル鹿の湯
- 素泊まりプラン:1人あたり9,000円(税込)から宿泊可能。
- 1泊朝食付きプラン:1人あたり9,500円(税込)から利用可能。
リーズナブルな価格で温泉を満喫したい方におすすめです。 特に、サウナ「鹿の蒸」を体験したい方には最適なプランです。
1人1泊1.5万円前後のプラン
ホテル鹿の湯
- 夕朝食付きプラン:1人あたり11,000円(税込)から宿泊可能。
バイキング形式の食事を楽しみたい方におすすめ。 多彩な料理が揃っており、家族連れにも好評です。
花もみじ
- 素泊まりプラン:1人あたり18,150円(税込)から宿泊可能。
少し予算を上げて、上質な宿泊体験を求める方におすすめ。
花もみじの宿泊者は、鹿の湯の大浴場も利用できるため、両方の温泉を楽しめます。
1人1泊2万円以上のプラン
花もみじ
- 夕朝食付きプラン:1人あたり18,150円(税込)から宿泊可能。
北海道の旬の食材を使用した和食会席を堪能できます。
特に「雅(みやび)」と名付けられた特選会席は、四季折々の味覚を楽しめると評判です。
予算重視であれば「ホテル鹿の湯」、快適さや食事の質を重視するなら「花もみじ」がおすすめですよ。
ご自身の希望や予算に合わせて、最適な宿を選んでください。
花もみじと鹿の湯のアクセス方法
花もみじと鹿の湯までは、札幌駅前から無料送迎バス「鹿の湯号」が運行しています。
車なしでも行きやすいのが嬉しいですね。
「鹿の湯号」という名前ですが、花もみじに宿泊する方も乗れますので安心してくださいね。
無料送迎バス 鹿の湯号 | 内容 |
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発着場所 | JR札幌駅北口 団体バス乗り場 (札幌市北区北7条西3丁目) |
行き(出発時間) | JR札幌駅北口 15:00発 |
帰り(出発時間) | ホテル前 10:00発 |
乗車時間 | 約60分 |
時刻などは変更になる可能性もありますので、花もみじと鹿の湯の予約サイトでご確認ください。
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花もみじと鹿の湯の違いとどちらに泊まるべきかのまとめ
【こんな人には花もみじがおすすめ】
- 静かな環境でゆっくりと過ごしたい方
- 和食会席を堪能したい方
- ワンランク上の宿泊体験を求める方
- 連絡通路を利用して両方の温泉を楽しみたい方
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【こんな人には鹿の湯がおすすめ】
- 料金を抑えて宿泊したい方
- ビュッフェスタイルの食事を楽しみたい方
- サウナや露天風呂をメインで楽しみたい方
- 大人数や家族連れでの宿泊を考えている方
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